サービス
掃除の悩みを解決する一般市民向けセミナー・お掃除教室開催
未だに環境整備の問題は解決できていないと思っています。
できる限り皆さんと出会い、悩みを伺ってご家庭にあった解決策を一緒になって考えす。
行政や病院主催、市民グループの企画、もちろん個人相談にも積極的に関わっていきます。
2023.8 大阪府箕面市まちゼミ
2023.9 京都市ひがし山みんなの学校
書籍の販売
病院・クリニックやアレルギー疾患患者のご家族にハウスダスト対策や掃除のお悩み・不安解消のお手伝いとなる冊子を届けています
やってみる?シリーズの本は、患者様・ご家族の素朴な疑問やそこが知りたい!といったやりとりをまとめています。「ほんと?そうだったの?」と気づきや共感を得る内容となっており、どなたでも参考にしていただけます。
今までの画一的な方法のマニュアルではなく、なぜそうした方が良いのか?を読者に知ってもらいたいという願いを込めて発刊しました。
「なるほど!やってみようかな。」と思える内容が詰まっていますので、少しでもストレスの軽減につながることを願っています。
お客様の声
奈良県
フルタイム主婦
看病の不安
病院に連れて行ったら収まるけど帰宅すればまた発作が出る。家が原因かと悩む
大阪府大阪市
専業主婦
掃除の意識
ぬいぐるみを減らすとか洗濯をするとか、自分で全部できるのか? どれもやらないとさぼっているようなトラウマに。どうしても薬を飲ませることだけで終わってしまってた。
兵庫県神戸市
看護師
指導の経験
患者様も家族にも無理かなと思ってた掃除の指導
奈良県天理市
フルタイム主婦
効果
やり方は教わるが何故かそうするのか?アドバイスもらえた。自分の中で理解できたことが(掃除など)頑張る原動力になった。
東京都江戸川区
看護師
効果
自分の掃除も変わった。患者様にも自信もって指導できる
大阪府大阪市
専業主婦
効果
どうせ掃除をするなら、手間をかけ。体力使って、お金も使ってやるなら、本当のキレイを実現したかった
くらぼについて
くらぼの使命・実績
“くらぼ”はアレルゲンへの対策として、環境整備のお手伝いをしています
はじめにお伝えしたとおり、“くらぼ”はアレルギー疾患患者様・ご家族や掃除に悩みを持つご家庭から、心と体の負担より解放するお手伝いをすることを使命にしています。
家族が元気で笑顔で暮らすために、ハウスダスト対策や寝具のお手入れなどの環境整備について、正しい知識を提供し、それぞれのご家庭で何ができるのかを寄り添って考えていきます。
延べ1,000軒以上の家庭訪問調査・指導の実績
“くらぼ”は、過去にアレルギー専門医の医師の方々と約10年間に渡り、1000軒の家庭訪問で培った共同研究・調査の経験があります。
医療では、もっとも適切と思われる検査や治療が行われてきましたが、家庭内の掃除や寝具の手入れについての悩みや問題の解決には残念ながら至っていません。
何故なら、家庭の実情をみることができなかったからです。
“くらぼ”は、研究テーマによって患者家庭への訪問目的が変わります。
「なぜ掃除がうまくできないのか?」「どうしてそこで挫折するのか?」
ご家庭における不安な様子や、思い込みで掃除や洗濯をされていて悪化因子の対策に不十分な現場をつぶさに見てきました。
医師も無理では?と思うところを患者様・ご家族と一緒にゴールを見つけ、そこに到達する努力をしてきた貴重な経験があるのです。
一軒のご家庭を一年間、四季を通じて訪問し、季節ごとの暮らしの変化に寄り添って考え、より良い環境改善に取り組んできました。
お陰様で、その成果は医学論文として発表するまでになりました。
“くらぼ”が、掃除や洗濯、寝室・寝具の手入れを通して、世の中の患者様・ご家族の不安や負担から解放したいという使命はこれらの長年培った経験があるからです。
FMローカル局(FM千里)で一年間毎週土曜日にお掃除番組を制作・放送
アレルギー疾患の家庭に限らず、健常者の家庭にも役立つ番組です。
“くらぼ”代表“ごろLABOこと前田親男”がお話してきました。
テーマは、「番組を聞けば、心も体も楽になる! 」”です。
誰もが負担に感じるお掃除や片付けなどについて、お掃除の基本や効果的なやり方について、もちろんハウスダスト対策やダニ・カビ・花粉についても取り上げてきました。
※現在は放送終了しています。
くらぼの今後の目標
できる!の可能性を追求します
“くらぼ”は、国や行政、お医者様と協力し、さらには患者様・ご家族と一緒になって問題解決をしていきたいと考えています。
“くらぼ”は、法整備や保障の整備や医療行為はできません。
その代わり、誰もが手が届かない「掃除」「洗濯」「片付け」といった環境整備の種々の問題を解決することが役割です。
それぞれが役割を担い、連携して、世の中のアレルギー疾患で悩むご家庭が安心して暮らす社会づくりをお手伝いします。
それが、今後社会が目指すSDGsの実現のうち、「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」の目標につながるものと考えています。
ハウスダスト対策
アレルギー疾患の基礎知識
アレルギーとは
「スギ花粉によるアレルギー性鼻炎」や「牛乳アレルギー」などといった言葉は、皆さんよく目にするかと思います。
アレルギーとは「免疫学的な機序によって体に症状が引き起こされる」ことを指します。
私たちの体には「免疫」という、病気を引き起こす異物(ウイルスや細菌など)から体を守る仕組みがあります。
この免疫の機能が、ある特定の異物(ダニやスギ花粉、食物など)に対して過剰に反応してしまい、体に何らかの症
状が引き起こされることを「アレルギー反応」といいます。
アレルギーの病気はさまざまで、たとえば下のイラストのような症状があります。
アトピー性皮膚炎
食物アレルギー
ぜん息
アレルギー性鼻炎
アレルギー性結膜炎
2~3人に1人はアレルギー症状があります
厚労省免疫・アレルギー疾患政策研究事業に一環として行われたWEB調査では、全国で24,444人を対象にして、何らかのアレルギー疾患を持っているという回答が全体の60%超えるものでした。
いまや国民病ともいわれ、2人から3人に一人はアレルギー症状を持つ世の中になりました。
国は2014(平成26)年にアレルギー疾患対策基本法を成立させました。それに前後し、厚労省や消費者庁、文科省や環境省をはじめ、地方自治体や医療分野でもそれぞれアレルギーに対する取り組みが実施されています。
アレルギー疾患の対策(環境整備)と現状の問題
アレルギー疾患治療の3本柱
アレルギー疾患の中で、気管支喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎などについては、主な治療方針として、以下の3つの柱を示されることがあります。
①アレルギー症状を起こす原因と考えられる物質(悪化因子=アレルゲンともいいます)への対策
②患者自身の体づくり
③医師による検査・診療や薬の処方など
環境整備の重要性
治療方針のうち①の悪化因子とは、ハウスダスト・ダニのフンや死骸の一部、カビや花粉などといったものです(食べ物や薬を除く)。
これらに触れたり、体内に取り込むことで、咳やくしゃみ、鼻水、鼻詰まりを含む発作が起きてしまいます。
悪化因子対策としては、室内の環境整備が基本です。
寝具や日用品の使用を見直したり、外出から帰宅した際に花粉などを持ち込まないよう気をつけたり、家の中でほこりなどを拡げてしまわないよう掃除のやり方に注意したりすることが大切です。
しかし、掃除や洗濯は肉体的にも、精神的にも大変です。
さらに多様化した現代の生活では家庭ごとに暮らしの価値観も変わってきており、患者と家族に対して、従来どおりの環境整備指導を伝えるだけでは解決できない場合もあります。
結果、どのように掃除をしたらいいのかわからず、不安を抱えてしまうという方もいらっしゃいます。